どうも!
スタジオスタッフの渡辺です。
今回は、12月下旬入荷予定の新商品「JET バンドソー JWBS-15-3」のご紹介をさせて頂きたいと思います!
まずは、英語ですがこちらの動画でカッコ良く紹介されていますので宜しければご覧ください!↓
( 音量にご注意ください )
木材のカットや挽き割り、製材などの加工をする上で欠かすことのできないバンドソー。
バンドソーがあるのとないのとでは作業効率も大きく変わってきますよね・・・!
木工で家具などを作られている方や、ウッドターニングをされている皆さんなら
一度は欲しいと思ったことのある木工機械の一つではないでしょうか?
今回のバンドソーは、木工機械の世界的ブランドJETから登場した最新の設計でデザイン的にも機能的にも優れた点がたくさんあるので1つずつご紹介させて頂きます!
まず、特筆すべきはモーターが3馬力(単相200V)あり、かなりのハイパワーなモデルであるということ!
そして、350mmまでの挽き割りもこなせる大きめの設計という点もポイントです。
実際、350mmの挽き割りができるものや3馬力あるバンドソーは他にもあると思います。
しかし、挽き割りできる大きさやフトコロの深さなどは十分あるのに
モーターの馬力が足らなかったり
モーターは十分な馬力が備わっているのに
大きな加工ができる設計でなかったり、作業が困難である場合が多いです。
ところが、このJETの新型バンドソーは大きさとモーターの馬力のバランスがちょうどよく大きな木材でも楽に製材することができます!
無理な力を使わなくて済むので安全性も増し、作業効率もグッとあがること間違いなしです!
さすがJETの新型バンドソーですね。
そして、JETが設計なども刷新したことも含めて細かいところまでかなり優れた仕様となっております。
また、本機はバンドソー専門工場で製造されており、精度・仕上がりともに美しいです。
そのあたりの細かい仕様についてもご紹介していきますね!
まず、ブレードカバーの固定方法がマグネット式になったこと。
これまでのブレードカバーはネジなどによる固定が一般的でした。
そのため、ブレードの交換のたびにネジを回して付け替えて・・・またネジで固定して・・・と少々面倒な作業でした。
ところが、本機はマグネットによる固定なので安全性を確保しながらも、カバーの着脱、ブレードの交換が非常に楽に!スピーディーになりました!
また、ブレードを保持するベアリングにも工夫がなされています。
このベアリングは、ブレードを両サイドから挟み込むように調整してブレードがあらぬ方向に進んでしまうのを防ぐためのものなんですが・・・
なんと!本機のベアリングは軸部が偏心しています!(中心をズラしている)
一般的なバンドソーは、このベアリングもネジによる固定でネジを緩めて位置を調整して固定するといったものなんですが、
本機のベアリングは偏心軸部で回転するため、ベアリング同士の距離が変わり位置を調整することが可能となります。
また、ブレードが上から下へ走る方向にベアリング同士の距離が縮まり締まる設計になっていますのでよりブレにくくなっています。
真っ直ぐに切断したいときや精度を求められる加工にも最適です。
また、集塵用のダストポートの位置にも注目です。
ダストポートの位置や個数はメーカーや機種によってもまちまちですが
本機のダストポートはブレードの延長線上に2つ取り付けられています。
①木材切断の際に発生する粉塵をダイレクトに吸引できるテーブル直下に1つ。
②粉塵が落ちて溜まりやすいブレード延長線上の真下に1つ。
これにより非常に効率的に木屑を集塵することができます!
木工用集塵機は、同じくJETブランドの商品もご用意しています。
集塵機とご一緒にお使いいただくことで粉塵などが飛散するのを防ぎ快適な作業を行えるのでオススメです!
また、テーブルにはフェンスの位置が微調整できるようにマイクロアジャスター(微動送り機能)も取り付けられています。
あと、ほんのわずか切断したいときや表面だけを少しだけ削りたいときなど
このマイクロアジャスターをクリクリと回せばほんのわずかにフェンスを動かすことができます。
より細かな微調整が簡単にできるので非常に便利です!
その他にも・・・
ホイールのデザインも刷新され剛性が高くなりました。
また、テーブルの傾斜は
左に5°、右に45°傾けることができ、ラックアンドピニオン方式を採用しているので微妙な調節もカンタンです。
「マイターゲージ」という、
フェンスの角度を調整して一定の角度で材料を送ることができるゲージも標準で付属しています。
こういった細かい点にも少しずつ改良がなされ使えば使うほど優れた設計の恩恵を感じることができ長く愛用していただけると思います。
改めて「JET バンドソー JWBS-15-3」の特徴をまとめてみますと・・・
① JET最新の設計で優れたデザイン
② モーターが3馬力(単相200V)あり、かなりのハイパワーなモデル
③ 350mmまでの挽き割りもこなせる大きさでフトコロの深さなども十分
④ バンドソー専門工場で製造されており、精度・仕上がりともに美しい
⑤ ブレードカバーの固定方法がマグネット式でカバーの開閉やブレードの交換がとっても楽
⑥ 軸部が偏心しているベアリング設計により、ブレードがブレにくく真っ直ぐに切断したいときや精度を求められる加工にも最適
⑦ 非常に効率の良い集塵用ダストポートの配置により、作業場を粉塵まみれにすることなく快適な加工ができる
⑧ テーブルに取り付けられたアジャスターにより、細かな微調整が簡単にできるので非常に便利
⑨ ホイールなどの細かいデザインも刷新され長く愛用できる機種
⑩ 家具などを制作される方やウッドターナーならぜひ手に入れたい一台
といった点が挙げられると思います。
さて、いかがだったでしょうか?
木工機械の世界的ブランドJETから新登場の「JET バンドソー JWBS-15-3」は
価格以上にデザインや性能が向上され非常に使いやすいモデルとなっております!
初めてバンドソーのご購入を検討されていた方や、より優れた性能のバンドソーを求めている方など
本機で快適な木工ライフをお楽しみいただけると思います。
さらに、2018年12月25日(火)までにご予約していただいたお客様には18%OFFの割引をさせていただきます!!
か・な・り、お得な価格となっておりますのでこの機会にぜひ憧れのバンドソーをゲットしちゃってください!
「JET バンドソー JWBS-15-3」の商品ページはこちら↓
(※画像、商品名をクリックしていただくと商品詳細ページに飛ぶことができます。)
〈 JWBS-15-3 仕様一覧 〉
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馬力:3HP
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相:単相
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電圧:200V
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サイクル:50/60Hz
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車輪直径:375mm(14-3/4in.)
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挽き割り能力(カッティングの高さ):356mm(14in.)
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フトコロ深さ:316mm(14-1/8in.)
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ブレード長さ:3378.2mm(133in.)
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最小ブレード幅:3.175mm(1/8in.)
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最大ブレード幅:25.4mm(1in.)
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テーブル寸法:546×406×51mm(21-1/2×16×2in.)
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テーブル傾斜:左5°、右45°
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マイター、Tスロット(W×H):19.05×8.89mm(3/4in.×0.35in. )
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底面(基本サイズ) L×W×H :648×549×51mm(25-1/2×21-5/8×2in.)
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全体寸法 L×W×H :750×812×1880mm(29-1/2×32×74in.)
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出荷時梱包寸法:760×625×2020mm(30×24-1/2×79-1/2in.)
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ダストポート外径:100mm(4in.)×2
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実質重量:174kg
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出荷時重量:203kg
また、本ブログでもご紹介させていただいたJETの木工用集塵機や、JETの木工旋盤も取り扱っていますので宜しければご覧ください!↓
JETの木工旋盤については以下の記事でもご紹介させていただいているので宜しければご参考ください!
ウッドターナー必見!近日販売予定の木工旋盤2機種をご紹介!【 POWERMATIC 3520C 、JET 1640EVS 】
JETならではの白いボディやデザインが魅力的ですよね。
洗練されたデザインは私たちの創作意欲、モチベーションも高めてくれます。
ぜひ、お気に入りの道具を見つけてください!
これからもオススメの商品をたくさんご紹介していければと思います!
それでは、次回もお楽しみにっ!!
コメント
長さ3m 直径20~30cmの檜や杉の丸太の製材が、JETのバンドソーでできないかを考えております。
使用できそうなマシンを紹介いただけませんか?
コメントありがとうございます。
結論から申し上げると、丸太の製材にテーブル型バンドソーは不向きです。
特に商業利用の場合はWoodmizerなどの製材機や、大排気量チェンソーと「チェンソーミル」と呼ばれる治具を組み合わせた製材方法をお勧めします。
http://www.woodmizer.jp/
https://www.google.com/search?q=%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%BC+%E8%A3%BD%E6%9D%90&oq=%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%80%80%E8%A3%BD%E6%9D%90&aqs=chrome..69i57j0l4.12104j0j7&sourceid=chrome&ie=UTF-8
製材のような大きな力が加わる加工では材料の確実な固定と安定した送りが重要になります。
この点で丸太とテーブル型バンドソーは相性が悪く、特に長物では危険を伴う可能性が高いです。
以上、ご参考頂ければ幸いです。