スタジオスタッフの渡辺です。
今回、ご紹介させて頂くのは、
自作の「着脱式ハンドル」です!
以前、下記記事内でご紹介させて頂いたツールホルダーを使って
木製の自作ハンドルなどに埋め込むことで、着脱式ハンドルも制作することができるようになるとご説明させて頂きました。
ということで、今回は実際に「ハンドル」を自作してみようと思います!
まず、材料をバンドソーなどで大まかに切り出します。
ハンドルのような棒物は木目の通った縦木が好ましいです。
今回はウォルナットを使います。
材料が準備できたら、
木工旋盤(今回は WOODFAST M320 を使用します。)にセンターを取り付けて・・・
材料をセットします。
使用する刃物は2種類!
ラフィングガウジ(左)と、スピンドルガウジ(右)です。
まず、大まかにラフィングガウジで棒状に削っていきます!
だいたい棒状に削れたら・・・
一旦、材料を離し、ハンドルのテール部をチャックに付け直します。
そして、テールストックにドリル ( 今回は19mmのドリル使用 ) を取り付け、穴を開けていきます。
必要な深さまで穴を開ければ、
ドリルをセンターに付け替えてセットし直します。
あとは、スピンドルガウジで削って仕上げていきます!
今回は、持ち手に凹凸をつけグリップ性を高めてみようと思います。
自分の好みに合わせてカスタマイズできるのが自作ハンドルの醍醐味です!
サンドペーパーで仕上げます。
最後にチャックから鋸で切り落として、
切断面を
ベルトサンダーなどで
仕上げます。
こんな感じです。
最後に、
ハンドルに、「ツールホルダー」を取り付けます。
叩いてキツキツに入るくらいが好ましいです。
接着剤も併用するとよりしっかりと固定できます。
ツールホルダーがしっかりとハンドルに固定出来たら・・・
はいっ!着脱式ハンドルの完成です!!
この「ツールホルダー」はイモネジ式で刃物の交換が簡単にできるようになっています!
どうでしたか?
このように、ハンドルを自作することによって、
より自分の手にフィットする好みのハンドルを手に入れることができます!
イモネジ式の「ツールホルダー」をハンドルに取り付ければ、
かんたんに刃物を着脱できるのでシャープニングにも、保管や持ち運びにも超便利ですよ~♪
自作の道具でウッドターニングがもっと楽しくなるはず!
今回、ご紹介させて頂いた「ツールホルダー」は以下のページにて販売も致しておりますので、よろしければご覧ください!
また、今回、ハンドルを自作するのに使用した木工旋盤も販売致しておりますので、こちらもぜひご覧ください!
それでは、次回もお楽しみに!!
コメント